【お願い】国際エクスプレスサービス/
リチウム電池のご発送について(UN3481・UN3091 Sec.Ⅱ)

2024年12月27日

国際輸送サービス

お客様各位

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

この度、2025年1月1日発効のIATA航空危険物規則書第66版(DGR)の改定に伴い、リチウム電地の発送における弊社チェックシートを改定する運びとなりました。つきましては、下記にて改めてリチウム電池を含むお荷物のお取り扱いにつきましてご案内申し上げます。

*リチウム電池が含まれる「航空危険物」は、航空法関連法規やIATAの規定に基づき、梱包形態や数量などの要件を満たすことで、航空機の輸送が可能となります。お預かりする品物は、内容の詳細を記したインボイスと「製品安全データシート」をご用意いただく必要がございます。また、ご発送時には、お客様の責任において、法規で定められた梱包が必要となり、場合によっては「危険物申告書」のご提出も必要となります。

【適用開始】
2025年1月1日(水) 弊社受託分より (※弊社旧チェックシートからの移行猶予期間は2025年2月末日までと致します。)

【対象サービス】
日本発 輸出エクスプレスサービス (IEX EXPORT/IEX ECONOMY)

【取扱い手数料】
リチウム電池チェックシートにて「要ラベル貼付」となったお荷物につき、航空運送状1件あたり料金¥1,500(外税)が適用となります。

【対象貨物】
リチウムイオン・リチウムメタル電池を含み、かつ下記条件を満たしたお荷物
UN3481 PI966 Section II/ UN3481 PI967 Section II
UN3091 PI969 Section II/ UN3091 PI970 Section II
   *リチウム電池単体やSectionⅠに該当するお荷物につきましては”危険物”としてのお取り扱いとなりますので別途お問い合わせください。

1.リチウム電池チェックシート(*)のご記入、貨物への添付
リチウム電池チェックシートは電池の種類ごとにチェックシートが異なりますのでご注意ください。
   *チェックシートに記載する前に、セル電池と組電池の見分け方・WH数の算出方法のご案内を事前にご確認ください。

2.外装へのIATA DGR規定を満たした電池ラベルの貼付および梱包
リチウム電池チェックシートで「要ラベル貼付」となったお荷物につき下記「ラベル貼付に関する注意点」をご確認の上ご準備ください。またリチウム電池を含む包装物において、3mの高さまで積み上げた同重量の加重に24時間耐えられるとする積み重ね試験の義務化、耐久性の実証が必要となります。

3.リチウムイオン電池における充電率のご確認
 2025年1月より、リチウムイオン電池の発送には内蔵 /同梱に関わらず30%以下の充電率で輸送されることが望ましいことが新たに規定されました。2026年1月以降には2.7whを超える電池の場合、必須事項となります。

■ラベル貼付に関する注意点■
※「取扱いラベル」データは印刷設定の状況によりラベルサイズが規定よりも小さく表示される場合がございます。
つきましては、国際航空輸送上の規定サイズの最低10cm×10cmを満たすサイズでご準備ください。これより小さいサイズのラベル貼付は航空会社より受託を拒否される恐れがありますのでお荷物発送前に必ず既定のサイズ以上かをご確認いただきますようお願いいたします。
カラー印刷でない場合、搭載不可となりますので、カラー印刷をお願いいたします。
※ラベルを印刷後、「UN番号」と「国際電話番号(記入例:+81-12-345-6789)」をラベルにご記入下さい。