バングラデシュ(Bangladesh)向け貨物の輸送ガイド

バングラデシュは経済成長が著しい注目の市場ですが、「通関が複雑で遅延しやすい」「適切な輸送手段の選定が難しい」と感じたことはありませんか。
本記事では、スムーズかつ確実にバングラデシュへ貨物を届けるために、押さえておきたい基本事項、輸送手段の選び方、通関手続きにおける具体的な注意点を紹介していきます。
バングラデシュへの航空輸送について
バングラデシュへ貨物を迅速に輸送するには、航空輸送が最適な手段となります。
航空輸送にはエクスプレス輸送とフォワーディング輸送の主に2つの手段が挙げられます。
エクスプレス:
発送先から届け先までの過程を1つの配送会社が請け負うサービスのことをいいます。
その性質からDoor to Doorと呼称されることもあり、配送日数も比較的短くなります。
書類や小口の荷物など、輸送制限がかからないものを得意としており、通関手続きも請け負ってくれることからスムーズかつ迅速に荷物を届けることが可能な手段となります。
フォワーディング:
フォワーディングとは、送り主の要望に沿って最適な輸送プランを提案するサービスのことをいいます。
このサービスを提供する業者はフォワーダーと呼ばれ、自社で輸送手段を持たないことが特徴であり、配送会社との独自のコネクションを活かしてプランを立案するというのが主な役割です。
空路、海路、陸路といった幅広い選択肢を用意しており、請け負う荷物も多種多様です。
エクスプレスでは発送できない荷物にも対応できるため、重量物や危険物などの荷物を取り扱うことも可能です。
フォワーディングは基本的にサポートが手厚く、柔軟な対応が可能な手段となります。
通関手続きについて
バングラデシュは、経済発展が著しい反面、通関手続きで時間を要するケースもあり、予期せぬ遅延や追加コストが発生しやすいのが特徴です。
そのため輸出担当者としては、以下の3点に注意を払う必要があります。
1. 現地輸入者との連携
輸入者が有効な輸入登録証明書(IRC:Import Registration Certificate)を保有しているか、貨物カテゴリに対する許可があるかを確認することが重要です。
また送り状(Air Way Bill)へ輸入者のBIN(Business Identification Number)もしくはAIN(Agent dentification Number)の記載が義務づけられているため、事前に番号を確認しておく必要があります。
2. 書類記載の厳格な正確性と一貫性
インボイス、パッキングリストなど、必要な書類に誤りや不足がないことが現地での通関遅延を防ぐ上で重要です。
記載内容に不備がある場合、貨物検査の対象や書類差し替えなど手続きに時間がかかってしまう恐れがあります。
3. 経済連携協定(EPA)への対応準備(2026年3月時点)
バングラデシュは後発開発途上国(LDC)に該当し、日本を含む各国から無税・無枠の特別特恵関税の適用を受けていますが、経済成長に伴い2026年11月にLDCを卒業する予定です。
この卒業を見据え、日・バングラデシュ経済連携協定(EPA)の大幅合意が実現しており、将来的には関税の撤廃や中長期的な貿易の拡大が期待されています。
優遇関税の適用を受けるためには、日本からの輸出品が協定の定める「原産地規則」を満たしていることの証明が必要です。
この証明に不可欠な『原産地証明書(Certificate of Origin: CO)』は、輸入者側ではなく、輸出担当者側で申請・取得の手配を行う必要があります。
輸出担当者として、自社製品が規則を満たせるかの確認、および必要な証明書を迅速かつ正確に取得・作成できる社内体制を整備しておくことが、今後の競争力強化とスムーズな通関に直結します。
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